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▲歌舞伎公演主役の中村勘九郎氏と
日舞を披露した波野久里子氏 |
平成16年7月、ニューヨークの3つのステージで「着物ショー」が行われました。15日にはジャパン・ソサエティー・ホールで、19日昼には「平成中村座」で。これは中村勘九郎歌舞伎公演のためニューヨーク・リンカーンセンター内に設置されたものです。そして19日夕方には、NYでも有名なファッション名門校のパーソンズ・デザイン大講堂で。
これらは日米和親条約締結150周年記念イベントの一環として行われました。
3回の公演、すべてのプロデュースは山野愛子ジェーン宗家。キモノを通して日本の伝統文化を紹介するため、古式豊かな十二単に始まりお宮参り・七五三などの行事、四季折々に合わせた着物などが登場しました。着付けは山野流着装の先生方が担当、モデルにはNY在住米国人の方々も。
山野愛子ジェーン宗家による花嫁のクイックチェンジは、白無垢から色打ち掛け、ウエディングドレスへと早変わりし、観客からは驚きの声があがりました。クライマックスでは着物の未来を描いたファンタジーきものドレスが登場、グランドフィナーレでの拍手喝采へと続き、スタンディングオベーションが鳴り止まぬまま幕が下りました。
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